現在まで胃検査はバリウムまたは胃内視鏡検査(胃カメラ)の選択となっておりますが、2017年9月1日以降、バリウム検査の提供を中止する予定となっております。

理由といたしまして、

1.健診者が放射線を浴びる。放射線の負担が多い。
2.バリウム検査では、(胃)癌を見逃す確率が高い。
3.バリウム液自体に有害な副作用がある:不快感や嘔吐。まれではあるが重篤な症状としては、イレウス(腸の閉塞)、腹膜炎、また更に稀なケースではアナフィラキシーショック(重篤な高度の過敏性反応)。

バリウム検査にかわって、優れた、より安全な選択として、

1.胃内視鏡検査:バリウム検査に比べて、食道・胃・十二指腸の異常がただちに判明できます。また、ピロリ菌(胃癌と強く関係している菌)の有無が胃粘膜の組織検査で簡単に検査可能です。当然ながら胃内視鏡検査にも合併症状はあります。かなり稀ですが重篤なものとして、組織採取後の出血があります。弊センターでは通常の経口内視鏡検査に加えて、経鼻内視鏡検査も可能です。経鼻内視鏡検査をご希望の場合は、事前にお知らせ下さい。

2.便中ヘリコバクターピロリ菌検査:胃内視鏡検査をご希望でない場合は、便検査でピロリ菌を調べることも可能です。便潜血検査との併用で、組織検査とほぼ同様の信頼性のある結果が得られます。いずれにしても胃症状がある場合には、まず胃内視鏡検査を受けられることをお勧めします。

3.便潜血検査:この検査(ごく少量の便で検査可能)によりヒト血液が検出されます。便中ピロリ菌検査との併用により、組織検査とほぼ同様の信頼性のある結果が得られます。この便潜血検査は、弊センターの全ての健診コースに含まれています。

以上、健診者の皆様に安全で快適な健康診断を受診して頂くことを第一に考えておりますので、バリウム検査中止に関し、ご理解の程よろしくお願いいたします。